連携型中高一貫教育校とは
連携型中高一貫教育校とは、既存の中学校と高校が教育課程の編成や教員・生徒間交流等の連携を深める形で一貫教育を行う形態をいう。
→つまり、これまで別々に存在してきた区市町村立の中学校と県立高校が、教育課程の編成や教員・生徒間交流等の連携を深める形で連携型中高一貫教育を実施する。
連携型中高一貫教育校の狙い
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中学生に高校レベルの教育を提供することができる
- 学習面でつまずきを生じた高校生に対して中学校段階に立ちかえった教育を行うことができる
連携型中高一貫教育校の特徴
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中高一貫校の3類型の中でもっとも中学校と高校の独立性が高い。
- 中学から高校への進学時には学力検査や調査書ではなく、中学校校長による推薦や面接・実技で選抜することも可。
- 地域密着での連携が可。同じ市内の複数の中学校と近隣のひとつの高校と連携も可能(【具体例】東京都多摩市にある東京都立永山高校は、諏訪中学校、貝取中学校、多摩永山中学校の3校と連携)。
全国に200校近くあると言われている。
【2015年現在連携型中高一貫校が存在しない都道府県】
■北海道・東北
■関東
■中部・北陸・甲信越
■関西
■中国・四国
■九州